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- Date:2024年05月06日
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自分の英語力が伸び悩んでいるのは、「自分の能力不足が原因」だと
考えているようですが、それは違います。
「あなたは、今、効率の悪い学習法によって、ムダな努力をしている」
ということなのです。
よく耳にする次のような学習法があります。
「子供が言葉を覚えるのと同じ方法で・・・」
「シャワーのように、ただ聞き流すだけで・・・」
本当に、そんな方法で学習効果が上がるでしょうか?
赤ちゃんが生まれてから、小学校に入学するまでに、
母国語に触れている時間が約3万時間あります。
それに比べて日本の大人の英語学習時間は、
せいぜい1日2時間取れればよい方でしょう。
3万時間を消化するのに、何と40年もかかります。
いかがですか?「子供が言葉を覚えるのと同じ方法で・・・」のやり方には、
大きな錯誤があると思いませんか。
これでは、どれだけ「ムダな努力」を続けることになるか分かりません。
では次の「シャワーを浴びるように、毎日聞き流すだけで・・・」
という学習法はどうでしょうか。
学習者にとって、意味のわからない英語は一種の雑音です。
雑音としか聞こえない英語をいくら聴いても、
英語がわかるようにはならないでしょう。
では、私たち大人の日本人は、どうすれば英語が上達するのでしょうか?
その答は、「大人には大人の学習法がある」ということです。
ただ、暗記するのではなく、「論理的に理解する能力」をフ
ルに生かした学習法が、大人には向いているのです。
ここで、日本人が英語に弱い「本当の理由」を抑えておきましょう。
日本人が、なぜこれほど英語が苦手なのでしょうか?
それは、次のような、「日本語の”特殊性”」に原因があります。
1. 日本語と英語では、「語順」が大きく異なる。
2. 日本語に比べて英語の音韻は大変多く、また、音が変化したり、
消えたりして 「発音」が複雑である。
3. 日本語と英語では、まったく異なる「文字」を使い、文字認識も違う。
このように世界的に見ても、日本語はきわめて特殊な言語体系を持った言葉なのです。
日本人が言葉を作っていくとき、意味を表す単語を
「助詞」などでつなぎ合わせていくのですが、英語には
そういう概念はありません。
世界的に見ても、こういうタイプの言語は、きわめて特殊なのです。
英語と日本語の語順の違いを端的に表すのが「動詞」の位置です。
日本語では、理由を先に述べてから、結論を最後に言うことになりますが、
英語は、真っ先に結論を言い放ってから、後でその理由を詳しく述べるのです。
また、日本語は、細部を説明した後で全体像を示しますが、
英語は、最初に全体像を言ってから、その細部を
後ろにもってきて説明します。
英語を学習しようとするとき、「語順の問題」に対する認識を、
根本的に転換しなければならないことがわかります。
日本人は、英文を読む際に「英語の語順」をいったん崩して、
「日本語の語順」に置き換えて理解しようとします。
これが「返り読み」です。
「返り読み」は諸悪の根元で、英語を素早く読むことが困難になり、
リスニングも苦手になってしまいます。
この問題を <<SIM同時通訳方式>>が解決します。
<<SIM同時通訳方式>>では、英語を「返り読み」せず、
文頭からセンスグループ(意味の取れるまとまり)ごとに、
「英語の語順」のまま聴き取り、読み下していきます。
この方法でトレーニングを積むと、英米人のような
「ネイティブ思考法(英語の思考法)」が容易に身に付きます。
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